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週刊青年ワタクシ

自分へのメモと思った事、レポライターごっこをするためのもの。

ソープランドに行けなかった話

小話

人は少なからず、性的行為を欲する場合がある。平たい話がムラムラするって話。

それが男ともなると、凄まじくムラムラするのだ。多少の個人差はあるにしろ、定期的にムラムラがピークになり爆発しそうになる。

そんな場合、恋人と愛を深め合い、欲求を満たすのが一般的なのだろう。

だかしかし、僕のようなモテないキモいオタクはどうすればいいのか?

 

答えは、自慰しかないのだ。分かりやすい話がオナニー。

生産性のなさ、不毛さに虚しさを感じつつも、手っ取り早く尚且つ一人で得られる快感に溺れてしまうのだ。少なくとも僕は溺れている。

しかしそれでも満たされない場合がある。そういった場合はどうするか?

 

そのために風俗がある。僕のようなモテない唇がはれぼったい不細工のための最後の救済処置といってもいいだろう。

 

約一か月ほど前、僕の性欲は爆発寸前であった。そこで、唇のはれぼったいモテない気持悪いオタクである僕は、近所がソープランド激戦区という事もあり、風俗に行くことを決意した。

ソープランドについて簡単に説明しますと、たっかいお金を払ってお風呂に入ったらなんとびっくり!裸の女の子と鉢合わせ!といったかんじ。これ以上は説明しません。

 

ソープランドに行くにあたり、準備すべき事がいくつかあります。

 

1、行くお店と目当ての女の子を探す。

2、予約をする

3、禁欲

 

この3つである。

1、2は言わずもなが。失敗したくなければリサーチは大事。

また、意気揚々と店に行き『四時間待ちです』などど言われた日には興ざめである。

そのために必要な準備なのだか、これ自体は苦ではなく、むしろワクワクする。

 

僕にとって、3がどうしても鬼門であった。

僕は致命的なまでに禁欲ができないのだ。

 

例えばの話、皆さんがご飯を食べに行くとしよう。

焼肉でも、お寿司でも、高級中華でもなんでもいい。普段食べることのできない『御馳走』である。少しくらいなら、お腹を減らして食べに行くのではないだろうか?

 

僕はそれがどうしてもできない。

あとほんの数時間で食べれるという時に、『あ、腹減ったわ』とその場で菓子パンを食い始めてしまう。僕はそうゆう人間なのだ。

休みを迎える度に致し延期、致し延期。これの繰り返し。

そんなことを一か月以上繰り返していたら、仕事が忙しくなり致すことができなくなってしまった。もちろんソープランドに行く時間なんてのもない。

 

ここ数日間、家には風呂に入り着替えるだけ、という生活が続いていた。

その忙しさも昨日で終わり、僕の手には年末のボーナスが残っていた。

ボーナスといっても大した金額ではない、ただのあぶく銭。

 

そして致すこともなく蓄えられた精。最高のコンディション。

絶好のチャンスが巡ってきた。

 

再びソープランドに行く決意を固めた僕はウキウキ気分で仕事を終わらせた。

帰りの電車でサイトを観覧し、どこにしようか悩み、来る休日が素晴らしいものとなる事を夢見ていました。

予約こそしてはいないが、休みは平日。朝電話するなりすればなんとでもなるだろう。

 

帰宅し、風呂に入り、スマホで出勤表を物色していると、異変が起きた。

とてつもなく、ムラムラしてきたのである。

 

ここで致してしまうのはあまりにも愚行。愚かである。

しかし画面の向こうで笑う彼女らはとても魅力的に感じ、僕はそれらに欲情していたのです。

 

だがしかし、目先の感情に流されては全て水の泡。こんなチャンスいつ巡ってくるか分からないのだ。そんな事を考えていたら、既に愚息と右手はピストン運動を開始していたのだった。

溜まりに溜まり敏感になっていた愚息は、慣れ親しんだ右手の中で喜んでいるように見えました。

出してはいけないと手を放すも時すでに遅し。手を放したにも関わらず、愚息は全てを吐き出してしまっていた。

込み上がるものを飲み込む事も出来ず、蓄えをゲロっている愚息。

そんな愚息を眺め、丸出しでオイオイと泣き出す僕。

己の性欲に勝てず、ソープランドに行けず、悔しく、悲しく。

 

ただただ、泣くことしかできなかった。上も下も。

 

とまぁ、『ソープランド』というアダルトな単語を出しておきながら、中身は男子中学生のそれを対して変わらぬ下品な話になってしまいました。

でもそれだけ真剣だったんです。めっちゃくちゃ楽しみにしていたんです。

 

来年こそはソープランドに行けることを願い、今日はもう寝ます。

本日は以上。